HASTICニュースレター185号

HASTICニュースレポート
令和2年6月26日(金)

1.事業報告
 配布資料に従って直近2ヶ月の実施事業内容が報告された。
 MOMO-7号機の打ち上げ関係連絡会議予定が案内された。
 5号機の不具合要因について、M5-4号機の不具合事象との関連を交えて意見交換が行われた。
 6/5(金)に開催された第2回公明党宇宙部会に上杉理事長が出席し北海道のスペースポートの取り組みを説明した。
 5月19日HASTIC及び北海道スペースポート研究会総会が書面総会で開催され5月51日共に全会一致で提出議案が承認された。
 内閣府所管の宇宙基本法(案)のパブコメ当会から多く意見の投稿を行った。
 5/27(水)に北海道航空宇宙企画(株)HAPコアメンバー会議を開催し、10月の事業会社設立を目指すことを報告された。
 6/4(木)にHAP取締役会の開催の報告

2..WG報告
 ハイブリッドロケットWG:超小型宇宙機用キックモータを事業化するベンチャー企業が7月上旬に設立の見込みであること、CAMUI大型ブースタの開発日程がコロナの影響で後倒しになっていること等が報告された。
 宇宙環境利用WG:コスモトーレの需要が、JAXAから7~8月に多くの落下の申し込みが有ったなど、更なる需要増を後押しするためHASTICサイトからの案内を解り易く改善中であること、日本マイクログラビティ応用学会誌への広告を今年も出稿することとした。。
 小型無人超音速機WG:室工大のサテライトオフィスについて、旧暦舟小学校の2階に設け、10月にオープンの見込みであること、各種実験を実施する際の拠点として利用予定であること等が報告された。

3.その他
 フィリピン政府が宇宙機関設置を可決し、初代長官に北大-東北大超小型衛星のカウンターパートが就任したこと、ミャンマーの衛星プロジェクトを受注したことや地域イノベーションエコシステム事業で衛星データ利用を検討中であること等が報告された。
 北海道庁のデータ利用推進協議会は推進系も含める方向に拡大の方針であることが報告された。

以上