HASTICニュースレター 167号

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HASTICニュースレター
第167号 2018年9月20日
北海道宇宙科学技術創成センター
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 -今月の目次―

☆ご報告:ものづくりテクノフェア

☆ご報告:2018サイエンスパーク

 
○ ものづくりテクノフェア ○

 優れた技術や製品を有する企業や大学などが一堂に会し、本道のも
 のづくり産業の振興を図るのが目的(北洋銀行主催)。7月26日、
 アクセス札幌を会場に開かれ、過去最高の240社が参加した。

 今回はHASTIC、HSP、大樹町が共同で出展、大樹町のベンチャー企業
 ・インターステラテクノロジズ社が6月末に打ち上げた「モモ2号機」
 と軌道投入用2段式ロケットの8分に1模型のほか、超小型衛星の実寸
 模型ややカムイロケットの縮尺模型などが展示された。

 モモ2号の打ち上げ(6月30日)が失敗したばかりだったが、来場者か
 らは「失敗があるから成功につながる」「これからも頑張ってね」な
 ど励ましの声がかけられていた。

 展示品は人手不足を反映し、省力化を目指した農機やロボットの出展
 が目立っていたという。来場者は約5千名を数えた。

○ 2018サイエンスパーク ○

 2018サイエンスパークが7月27日、札幌駅前の地下歩行空間を会場に
 開かれた。本道の未来を担う子供たちに科学技術を身近に体験して
 もらおうと北海道などが主催している恒例の行事で、HASTICのほか、
 道総研や大学機関、道内企業など50機関が参加した。

 HASTICの展示の呼び物は今年も「宇宙服で撮影しよう」。米国製の各
 種宇宙服を7着用意、気象衛星が撮影した地球の写真とCAMUIロケット
 をバックに宇宙飛行士に着替えた子供たちが「敬礼」「出発」と声を
 かけながら母親らから写真を写してもらった。
  
 今回は会員の山本真衣さんが企画した「紙コップロケット」も併せて
 実施。紙コップの口に十字の切り込みを入れて輪ゴムを掛け、土台の
 コップに押しつけて飛ばすイベントにも多くの子連れが集まった。

 当日は30度を超す高温だったが、約2,600人の来場者で賑わいを見せた。
 
 イベント後の来場者アンケートでは「宇宙服が着られてうれしかった」
 「紙ロケットが高く飛んでよかった」などの感想が寄せたれた。
 
                             以上